Webサイト(ホームページ)を作るために必要なこと~オーナーがまず最初にやるべきことは?~
ホームページを作る(=Webサイトを公開する)ということは、いわばインターネット上に自分のお店を出すということです。
インターネット上にお店を出すためには、サイトの情報を保存しておくサーバー(建物)と、その場所を特定するドメイン(住所)が必要ですが、今回はサイト内のコンテンツのお話です。
Webサイト(お店)の準備を整え、いざ公開(開店)すると、世界中のどこにいる人でもインターネットにつながりさえすれば、誰でもあなたのお店に来れるようになります。
Webサイトを作る目的とターゲットをはっきりさせよう
Webサイトを作る目的は、オーナーさんによって様々です。
例えば、
- 新規のお客さんを獲得する
- 既存のお客さんにより詳しいサービス内容を知ってもらう
- 実際にお店に来てもらう
- Webサイトから注文してもらう
- 共通の趣味を持つ人たちと交流する場を作る
- 広告収入を得る
などです。
またターゲットも、オーナーさんによって様々です。
例えば、
- パスタが好きな人
- 〇〇地域に住んでいる人
- パソコンの使い方を知りたい人
- 自宅の家電を自分で修理しようとしている人
- マンション購入を考えている人
- 洋服が好きな20~40代女性
などです。
目的とターゲットによって、サイトの作り方も全く変わってきます。
目的とターゲットを決めると、自然と大切にするべきコンセプトが見えてくると思います。また、そのために必要なものも明確になりますので、最初にはっきりさせておきましょう。
また、はじめからたくさんの目的を詰め込みすぎたり、ターゲット層を幅広くしてしまうと、結果的に何をしたいのかがわからないサイトになってしまいますので、まずは目的とターゲットをきちんと絞ることが大切です。
Webサイトは、公開してから育て続けていくものです。
まずは公開してから次の目的に取り組む、という手順を踏むことをおすすめします。
Webサイトに掲載する情報を準備しよう
Webサイトの目的が決まったら、どんな情報を載せるかを考えます。
道のりは決して短くはないですが、インターネット上に素敵なお店を開くために、じっくりと腰を据えて取り組みましょう。
メニュー構成を考える
「メニュー」は、上図の、オレンジで囲んだ部分です。
常に表示するメニュー、さらにその下に表示するサブメニューを、初めて来てくれたお客さんでもわかりやすいように、簡潔な名前を付けて見やすい順番で表現することを意識して、しっかりと整理しましょう。
整理することで、Webサイトに載せたいこと、載せなくてもいいこと、載せなければならないこと、載せておいた方がいいこと、等が少しずつ明確になっていきます。
ページの内容を考える
メニュー構成が決まったら、次は各ページに載せる内容を考えましょう。
ページの目的をしっかりと決め、その目的に沿った内容に見やすくまとめることが大切です。
見やすくまとめるコツは
- 見出しを使って内容を分ける
- 簡潔に伝えたい部分は箇条書きにする
- ところどころに画像をはさむ
- 適度に改行を入れる
- 表をうまく使う
などがあります。
そして、ページの内容を整理したら、最低でも2回は自分で声を出して読んでみましょう。
誤字・脱字はもちろん、文法的におかしなところ、読んでいて気持ちが悪いところ、ちょっと何言ってるかわからないようなところは、必ず修正しておきましょう。
修正が終わったらまた「声に出して読んでみる」を忘れずに。
Webサイトの作り込み
上記のプロセスで考えたメニュー構成や各ページの内容を、実際にWebサイトに落とし込み、公開する作業です。
この記事では詳細は割愛します。
Webサイトの公開後
あなたのお店が、広大なインターネットの世界に開店しました。
実店舗に来てくれているあなたのお店のファンは、毎日見に来ているかもしれません。そんなお客さんにもお店の新しい情報を提供できるよう、実店舗と同じように、メンテナンスをしていく必要があります。
また、Webサイトに来てくれたお客さんが「このお店を利用したい!」「このお店に行きたい!」と思うようなサイトであり続けるよう、成長させていきたいですよね。
さらには同業者の中からあなたのお店を選んでもらえるよう、キーワードで検索した時に上位にあるWebサイトにしたいですよね。
そのためにも常に情報を発信し続けることはとても重要です。