ドメイン名のつけ方に迷ったら~com、net、jpどれにするのが正解?~
ドメイン名の考え方
覚えやすくて、わかりやすいものにするのがおすすめです。
また、短いものにすると印象に残って覚えてもらえやすいですし、アドレスバーに直接入力する場合も面倒くさくないので良いと思います。
ちなみに現在取得できるのは、3文字以上の英数字から成る文字列です。
具体的に考えていくと、欲しいドメインとしては下記のいずれかになるかと思います。
- お店(会社)と同じ名前のもの
- 目玉商品と同じの名前のもの
- サービス内容が含まれているもの
例えばオフィスあこの森の場合
オフィスあこの森の場合、選択肢としてはこんな感じかと思います。
- aconomori
- officeaconomori
- office-aconomori
- wp-aconomori
- aconomori-web
一番短い「aconomori」が取得できたのでこれにしましたが、もしもう空いていなかった場合は「office」をつけるとか、WordPressの略「wp」をつける等、になっていたと思います。
取得可能かどうかの調べ方
ドメイン検索ができるサイトはたくさんあります。
ドメイン取得業者さんのサイトだと、そのまま取得できたりする(もちろん取得しなくてもOK)ので便利です。
Xserverの場合は、下の画像のとおり、検索したいドメインを入力して「検索」ボタンを押すと、入力した「com」以外のドメインも取得可能かどうか表示されます。
com、net、org、jp、co.jp …いろいろあるけど、どれがいいの?
「com」「net」「org」「jp」「co.jp」等、ドメイン名のドットの後ろの部分を「トップレベルドメイン」といいます。
結論から言うと、企業の場合は「co.jp」→「jp」→「com」の順番でおすすめです。
企業でない場合は「com」→「jp」→「net」「org」の順番でおすすめです。
それぞれのトップレベルドメインについて、説明していきます。
「com」「net」「org」は誰でも取得できる
「com」「net」「org」は、世界中の誰もが取得できます。それぞれ、以下の意味があります。
com
一番よく見かけるのは「com」だと思います。
たまに「Company」とか「Communication」とかの略だと間違われていますが、正しくは「商用の」という意味の「Commercial」の略です。
商用でなくても取得可能です。
net
「Network」の略です。ネットワークに関係なくても取得可能です。
日本ではサッカーの中田英寿選手が「nakata.net」を取得してから、一気にメジャーになったトップレベルドメインです。
org
「組織」という意味の「Organization」の略です。
もともとは非営利団体用のトップレベルドメインですが、非営利団体でなくても取得可能です。この3つの中では比較的マニア向けですが、「com」も「net」も他の誰かによって取得済みの場合は「org」を選ぶのもありだと思います。
「jp」は日本に住所があれば誰でも取得できる
「jp」は「汎用JPドメイン」といい、日本に住所があれば個人でも組織でも誰でも取得できます。
日本に限ったサービスの場合は「jp」を使うのがいいと思いますが、管理費が「com」「net」「org」よりちょっと高額です。
SEO的にもコンテンツを充実させること以上に効果があるわけではないので、あとは好みの問題になるかと思います。
「co.jp」は日本で登記している会社のみが取得できる
日本で登記している「株式会社」「有限会社」「合資会社」「合名会社」等の企業が取得できるドメインです。
「co.jp」は「汎用JPドメイン」に対して、「属性型JPドメイン」といいます。
汎用JPドメインはwhois公開情報を取得業者に公開代理してもらうことが可能ですが、属性型JPドメインはそれができませんので一番信頼性のあるドメインということになります。
また、1つの組織で1つしか取得することができず、管理費も汎用JPドメインより高額になります。
素敵なドメインを取得しよう
考え方としてはおおよそ以上になりますが、自分のWebサイトのURLになったりメールアドレスになるドメインです。納得のいくもの、そして愛着の持てるものを取得できるよう、後悔しないようによく考えて取得してくださいね。
以上、ドメインを取得する際に参考になれば幸いです。