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WordPressのサイトヘルスで致命的な問題。Basic認証の解除で解決。

バックグラウンド更新が想定通りに動作していません、と表示される

WordPressの機能「サイトヘルス」で1件の致命的な問題が表示されました。

バックグラウンド更新が想定通りに動作していません。
プラグインは wp_version_check() を無効化してアップデートを防ぎました。

と表示されています。

その下の3項目はOKのようです。

  • バージョン管理システムは検出されませんでした。
  • このWordPressサイトでは更新の実行の際にFTP情報が必要となりません。
  • すべてのWordPressファイルが書き込み可能です。

バックグラウンド更新とは?

WordPressのバージョンにセキュリティ更新がリリースされた際、自動更新できることを保証します。

WordPress サイトヘルスより

とあります。

セキュリティ更新はWordPressのマイナーバージョンアップに含まれる、ということを踏まえると、WordPressのマイナーバージョンアップは自動で更新されることを保証しますよ、ということだと理解しました。

プラグインまたはテーマが原因?

こちらの記事を参考にして調べました。

プラグインをひとつずつ停止してみる→NG

プラグインをひとつずつ停止してサイトヘルスを再表示する、を繰り返してみましたが、どのプラグインを停止しても状況は変わりませんでした。

テーマをデフォルトのものに変えてみる→NG

テーマをデフォルトのもの(今回はTwenty Twenty)に変更してサイトヘルスを再表示しましたが、こちらも状況は変わりませんでした。

SiteGuard WP Pluginの「管理ページアクセス制限」が原因?

こちらの記事を参考にしました。

SiteGuard WP Pluginの「管理ページアクセス制限」の設定で「除外パス」「site-health.php」が含まれていないことが原因で発生するケースをよく見かける。

とのことですが、除外パスにはすでに「site-health.php」が含まれていました。
というか、プラグインをひとつずつ停止してみても解消しなかったんだから、そらそうか。。

サーバーに設定したアクセス制限が原因

こちらの記事を参考にしました。

サーバーに設定していた「アクセス制限」を無効にする

アクセス制限とは、サイトの特定のページにBasic認証をかける機能です。
WordPressの管理画面にアクセスする際に、セキュリティ向上のためBasic認証を設定していたので、こちらを解除しました。

解除後、サイトヘルスを再確認すると、先程表示されていた致命的な問題が消えていました。

最後に

そもそもセキュリティ向上のために設定しているBasic認証のために、WordPressのセキュリティ更新ができないなんて、それじゃあ一体どっちを取ればいいの!?となってしまいますよね。

ただ、いくつかのサイトを運営してきた私の経験上ですが、管理画面にBasic認証を設定しているサイトでも、WordPressのマイナーバージョンアップは自動で行われています。
※2020年4月現在

また、将来的に自動で更新されなくなったとしても、きちんと管理されているサイトであれば、管理者が定期的にログインして手動でバージョンアップを実行するはずだと思います。

Basic認証を外してWordPressのマイナーバージョンアップを確実に自動実行するか、Basic認証をかけたままにしておいて「将来的にはWordPressのマイナーバージョンアップを手動でやることになるかもしれないなぁ」と思っておくか、どちらを取るかは管理者次第だということです。

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