WordPressの「固定ページ」と「投稿」の違い~それぞれの使い分け~
WordPressでWebサイトのページを作成する場合、「固定ページ」か「投稿」のどちらかを選んで作成します。
それぞれ特徴がありますので、正しい使い分けが必要です。
固定ページは更新の少ないページ用
例えば、会社やお店のサイトだと、以下のような更新の必要があまりないページや、メニューに常に表示させておきたいような内容のページは「固定ページ」で作成します。
- 会社(お店)情報
- アクセス
- サービス内容
- お問合せ
- プライバシーポリシー
また固定ページは、ページの親子関係を設定することができます。
「会社情報」を「アクセス」の親として設定するようなイメージです。
以下は、「サービス」を「Webサイト作成」「独自SSL設定」「BASIC認証対応」などの親として設定している例です。
投稿は記事ページ用
固定ページに対して「投稿」は、一言でいうとブログ記事ようなイメージのものです。
以下のような過去ログとして残していきたいようなページや、お客さんのためになるような情報ページを投稿で作成します。
- お知らせ(News)
- 今週のランチメニュー
- 店長のおすすめレシピ
- 今月開催のイベント
投稿は、固定ページのように親子関係を設定することはできませんが1記事に対して1つ以上の「カテゴリ」を設定することができます。
※カテゴリは親子関係を設定することができます。
また、サイドメニューに「新着記事」として時系列に表示させたり、「人気記事」としてアクセス数の多いものから表示させたり(※テーマによってはプラグインが必要です)、「アーカイブ」として期間単位で表示させたり、「カテゴリ」別に表示させたりすることもできます。
まとめ
固定ページと投稿についてまとめました。
自分で作成する際はもちろん、依頼する場合も、どちらで作成するかの参考になれば幸いです。
固定ページ | 投稿 | |
---|---|---|
用途 | 更新する頻度の少ないページ用 メニューに表示させるページ用 | ブログの一記事のようなページ用 過去ログとして残す情報ページ用 |
親子関係 | 設定できる | 設定できない |
カテゴリ | 設定できない | 設定できる |
時系列での表示 | できない | できる |